海外FXの税金は国内FXと何が違う?
FXの税金は、取引する業者が国内か海外かによって大きく異なります。国内FXは申告分離課税(一律約20%)ですが、海外FXは総合課税(累進税率)が適用されます。
| 項目 | 国内FX | 海外FX |
|---|---|---|
| 課税方式 | 申告分離課税 | 総合課税(雑所得) |
| 税率 | 一律約20%(所得税15%+住民税5%) | 5〜45%の累進税率+住民税10% |
| 損失繰越控除 | 3年間繰越可 | 不可 |
| 国内FXとの損益通算 | 可(CFDも含む) | 不可 |
海外FXの税率:累進課税の仕組み
海外FXの利益は給与所得など他の所得と合算して課税されます。所得が多いほど税率が上がる累進課税のため、利益が大きくなると税負担が国内FXより重くなります。
| 課税所得(合計) | 所得税率 | 住民税 |
|---|---|---|
| 195万円以下 | 5% | 10% |
| 195万〜330万円 | 10% | 10% |
| 330万〜695万円 | 20% | 10% |
| 695万〜900万円 | 23% | 10% |
| 900万〜1,800万円 | 33% | 10% |
| 1,800万円超 | 40〜45% | 10% |
海外FXで損失が出た場合
海外FXの損失は翌年以降への繰越ができません。また、国内FXの利益と相殺することもできないため、国内・海外を両方使っている方は注意が必要です。
海外FXの確定申告での注意点
- 円換算が必要:海外業者の損益はドル建てが多いため、取引日の為替レートで円換算して申告する
- ボーナスの扱い:口座開設ボーナスや入金ボーナスで得た利益も課税対象となる場合がある
- 無申告のリスク:海外口座の調査は近年強化されており、無申告・過少申告は重加算税のリスクがある
