先週(3月第5週・4月第1週入り)の振り返り
先週の外国為替市場は米国の相互関税発表が大きな波乱要因となりました。トランプ政権が主要国に対する高水準の関税を発表したことで、リスクオフの円買いが急速に進み、ドル円は週後半に大きく値を下げる場面がありました。その後、一部の関税延期報道が流れると円売りも出る、乱高下の展開となりました。
4月第1週(4/6〜4/10)の主要イベントカレンダー
| 日程 | イベント | 注目度 |
|---|---|---|
| 4月7日(月) | 日本:景気動向指数(2月分)・米国:消費者信用残高 | ★★ |
| 4月8日(火) | 米国:NFIB中小企業楽観指数・NY連銀1年先インフレ期待 | ★★ |
| 4月9日(水) | 米国:消費者物価指数(CPI・3月分)・FOMC議事録公表 | ★★★ |
| 4月10日(木) | 米国:生産者物価指数(PPI・3月分)・新規失業保険申請件数 | ★★★ |
| 4月11日(金) | 米国:ミシガン大消費者信頼感指数(速報値) | ★★ |
ドル円(USD/JPY)の見通し
今週のドル円は150〜158円という広めのレンジでの推移が予想されます。関税ショックによるリスクオフ円買いがどこまで続くかが焦点です。米CPIが予想を大きく下回るようなら「景気悪化=ドル売り・円買い」の流れが強まる可能性があります。
| シナリオ | ドル円の動き | 主なきっかけ |
|---|---|---|
| 強気(ドル高) | 157〜158円台 | CPI上振れ・リスク選好回復 |
| 基本(横ばい) | 152〜156円レンジ | 指標が概ね予想通り |
| 弱気(円高) | 150円台前半 | CPI下振れ・関税不安再燃 |
クロス円・その他通貨の注目ポイント
ユーロ円(EUR/JPY):関税問題の欧州への波及が懸念されており、ユーロは売られやすい環境。180〜185円レンジを想定。
ポンド円(GBP/JPY):英国の関税影響は限定的との見方もあるが、リスクオフ時の円高が圧力に。208〜213円レンジ。
豪ドル円(AUD/JPY):中国への関税が豪州輸出に影響するとの懸念から豪ドルは売り圧力。96〜100円レンジ。
今週のトレード戦略まとめ
- 関税リスクが高まる局面では無理にポジションを持たずリスクオフを優先
- 米CPI(9日)は発表前後の方向感を確認してからエントリー
- FOMC議事録(9日)の内容も利下げ観測に影響するため要チェック
- ドル円の急落局面は短期的な押し目買いの機会になる可能性も
